登山の服装の基本、レイヤリングについてまとめてみた。
おはようございます!
いよいよあと数日後くらいには、購入した冬山装備が届いている事だろうと思います!
冬山デビューに向けてどんな装備をどんなふうにチョイスしたのか、その辺のお話をしていきたいんですけどその前に‥‥
そもそも
登山の基本の服装ってどんななの?
登山ブログを始めて5ヶ月を過ぎますが、今までここに触れた事がありませんでした。
てよりブログ初心者の自分には、それを上手く伝えるスキルがありませんでした。
という訳で冬山装備のお話をする前に、今回は初心に戻って登山の服装の基本。
とりわけレイヤリングについて書かせて頂こうと思います!
レイヤリングは登山に限らず、キャンプやランニング、外での農作業に従事されている方や工事現場で働く方、あらゆるシーンで使える考え方ですので、登山なんてやりませんよって方でも参考になる部分はあるかなと思います。
気になったら是非一読いただけたらなと思います。
レイヤリングとは?
レイヤリングと聞くと、何か難しい着こなしのテクニックなんじゃないか?と思われるかもしれません。
簡単に言うと実は 重ね着 の事です。
最近の流行りで言うと、登山者の方がタイツの上に短パンを重ねた格好をしているのを見た事ありませんか?
あれもレイヤリングの1つで、きちんと意味があるんです。
山の天気は変わりやすい。
女心と秋の空。
なんて事を言いますが、こういうところから差別とか偏見とかがアレしてとりわけ日本人は‥
とかそんな難しい話をするつもりは全くないんです。
そもそも女心が変わりやすいかどうかなんて、読心術でも使えない限り知り得ない訳で、知った気になるのも男のエゴでしかない訳で🤔
‥‥
目次機能を覚えたので、無駄なとこはスキップ出来るからといって、話の流れとも自分とも全く縁遠いジャンルの話をしてました😌
ちょっとやり直します😌一旦忘れて下さい。
そういえば今年ちょっと軽くブレイクした、なんか時を戻せる芸人いましたね😌
無駄話はそこまで!気を抜くと自由にやってしまう😌次本番いきます。
レイヤリングとは?
レイヤリングと聞くと、何か難しい着こなしのテクニックなんじゃないか?と思われるかもしれません。
簡単に言うと実は 重ね着 の事です。
最近の流行りで言うと、登山者の方がタイツの上に短パンを重ねた格好をしているのを見た事ありませんか?
あれもレイヤリングの1つで、きちんと意味があるんです。
山の天気は変わりやすい。
女心と秋の空。
なんて事をよく言いますが、山の上では雨,風,雪,日差し、あらゆる事を考慮して、臨機応変に大自然から自分の身体を守らなければなりません。
例えば冬山では分厚く暖かい物を1枚羽織るのではなく、保温性や透湿性のある薄くて軽い物を幾重にも着込んで脱ぎ着する事で、細かな体温調節をする事が重要になってくる訳です。
それでは、レイヤリングとはどのような着こなしなのか、具体的に説明していこうと思います。
3つのレイヤリングパターン
レイヤリングの基本は大きく分けて3つ
①ベースレイヤー
吸水,速乾性の高い肌着等。
②ミドルレイヤー
保温性の高い物。Tシャツ,長袖シャツ,フリース等。
③アウターレイヤー
防水性や透湿性の高い物。ソフトシェル,ハードシェル等。
季節や山の標高等によって色々な組み合わせがありますが、基本はこの3パターンになります。
それぞれのパターンをもう少し詳しく説明していきます。
①ベースレイヤー
肌着、所謂アンダーウェアですね。
山を登っている最中は体温が上がり、多少の汗も気にならないものですが、休憩中は汗が体温を奪い、低体温症の原因ともなりかねません。
その為、汗を吸収し素早く乾く機能が求められます。
乾きの悪い綿素材の物はNGです。
ポリエステル等の化学繊維の物や、天然素材であるメリノウール,高機能な混紡素材の物が推奨されます。
また、前述のタイツは筋肉への負担を和らげて疲労を軽減させたり、紫外線を防いだり、虫刺されを予防するなど、様々な働きをしてくれます。
女性だと派手目のアースカラーでオシャレに着こなす方が多いですね。
ハチ対策にも派手目のカラーの方が良いという話もあります。
機能性で評価の高いファイントラックと、リーズナブルなレギンスをご紹介させていただきます。
②ミドルレイヤー
Tシャツ,フリース,ダウンジャケット等様々な物が挙げられますが、役割としては保温性と発汗性が重要になります。
寒い時にはTシャツの上にウールのシャツを着て、その上から薄手のダウンを着る等すると、小まめな体温調節で脱ぎ着が多くなるので、ストレッチが効く素材だとスムーズに着替えられて、より便利かと思います。
定番のフリースを探したけれど、ほとんどが品切れ。なのでコスパの良い物に絞ってチョイスしてみました。
シエラデザインズのこちら。
カモフラの挿し色にハンドウォーマーまで付いててこの価格!?
③アウターレイヤー
雨風の侵入を防ぎ、それと同時に内部の発汗を促す透湿性が必要とされます。
つまり外からは水を侵入させない、でも内側からはバンバン水蒸気を逃すという、特殊な構造の物が主流となっています。
加工技術としては、最もポピュラーな物でゴアテックスが挙げられます。
左上のゴアテックスの表記を一度は目にした事があるのでは無いでしょうか?
子供の頃、雨ガッパを着てて汗だくになったなんて経験ありませんか?
ゴアテックスだと水蒸気になった汗をしっかり逃してくれるので、蒸れないんです。
ゴアテックスに関してはウェアに限らず、ハットやキャップ,グローブ,シューズ等、上から下まであらゆる物に施された製品があります。
いずれもアウトドアを快適に過ごす為には欠かせないというか‥あると凄くイイ!ですw
お値段も凄くイイ!なんですけどね。
なのでアウトドアウェアメーカー各社でも、ゴアテックスよりリーズナブルで、ゴアテックスと同等の透湿性を持つ素材が開発されているのですが、自分の師匠曰く、同じ透湿性でもゴアテックスの方が抜けが良い。との事で‥。
上に挙げたソフトシェル,ハードシェルの中で言うと、ゴアテックスの様に防水性,透湿性に優れたタイプというのは、主にハードシェルのタイプになります。
ハードシェル、ソフトシェルの区分けというのはちょっと難しくて、メーカー側の定義がいまいちわかりづらいというのもあるのですが、特徴で、ざっくり分けると。
⚫︎ハードシェル
完全防水で雨風を防ぐ事に特化しているが、ガッチリしていて重たい。保温性はあまり無い。
⚫︎ソフトシェル
撥水性はあるが、防水性はいまいち。ハードシェルに比べて動きやすい柔らかい素材で、保温性も高い。
と、こんな感じで、撥水性と防水性の微妙な違いとか、ハードシェル,ソフトシェルのそれぞれの欠点を埋めようと、開発が進められて余計に違いが曖昧になってきているので、ハードorソフトにこだわらず、とにかく自分の用途に近い機能が備わってる物をチョイスするべし。
といったところですね。
ゴアテックス仕様のジャケットでコスパの高い物と言ったら、モンベルのこちらが真っ先に浮かんだのですが、Amazonでは全て品切れ状態のようで、残念です。
まとめ
登山着の基本、レイヤリングとは、ベースレイヤー,ミドルレイヤー,アウターレイヤーの3パターンを、状況に合わせて組み合わせる事。
それによって小まめな体温調節を行い、体温を最適な状態に保つ事が目的。
うん。こんな感じでどうでしょう😌
それなりに上手くまとめられたと思います。
初めてブログで徹夜しました🥱
透湿性,防水性,撥水性という言葉がたくさん出てきたので、最後にそれだけ注釈入れときます☝️😌
※本文で使われている意味での撥水性,防水性,透湿性について。
撥水性‥‥水を弾く性質。生地そのものが完全防水になっている訳ではない。
防水性‥‥水を通さない性質。生地そのものが完全防水に加工されている。
透湿性‥‥水分を水蒸気として生地の外に逃す性質。数値が高い程、水蒸気の抜けが良い。それなりに汗をかく登山だと、最低でも10,000g/㎡/24h程度の物を推奨。