脱臼したので登山ブログ始めてみた。

令和二年六月末日、仕事中の事故により左肩を脱臼,骨折。リハビリ中時間を持て余し、この機会に登山ブログを始める。山,食,キャンプ。それ以外の日はほぼ雑談。

脱着最速!タブス フレックスVRT24 を使ってみた!

こんばんは!

 

ちょっともうかなり引っ張り過ぎて、時期ハズレ感が凄いですが、今季冬山デビューで大活躍してくれた、タブスのスノーシュー、フレックスVRT24についての感想を書かせてもらいます。

 

スノーシューデビューの一発目として選んだ物ですので、比較検証とまではいきませんが、人気のMSRのフラグシップモデル、ライトニングアッセントのスペックを比較対象としてお話していきます。

 

 

Amazon | TUBBS タブス FLEX VRT 24 MEN'S スノーシュー X180101901240 (24) | TUBBS タブス | スノーシュー

◯タブス フレックスVRT24

●定価  35,200円

●サイズ 24インチ (約61㎝)

●重量  2.18kg

※レディースサイズは22インチの別色モデルになります。 

 

 

 

◯MSR    ライトニングアッセント

●定価  48,400円

●サイズ 22インチ (約56㎝)

●重量  1.84kg

 ※サイズは22,25,30インチの3タイプがあります。

 

 

【タブス フレックスVRT24を選択したポイント ライトニングとの比較】

 

VRTをチョイスするにあたって、一番の決め手になったのは、なんといってもBoaクロージャーシステム搭載のバインディングで、脱着が非常に簡単な事。

これに関しては、以前にも動画でご紹介しています。

こちらを見ていただいた方が早いかと思います。

 

https://youtube.com/shorts/QPjajp4RmZQ

 

踵の位置を一度調節すれば、後はダイヤルを回すだけで簡単に脱着する事が可能です。

これは、スノーシューでは現時点でタブスだけが採用している機能です。

脱着の簡易さだけで言うと、タブスが最も優秀なんじゃないでしょうか?

 

次にサイズですが、VRTのメンズサイズは24インチです。

一般的に登山用には山道で小回りがきくように、平地用と比較して小さめのタイプが推奨されます。

 

VRTをMSRのライトニングと比較してみると、ライトニングは22,25,30と、3タイプのサイズがあり、最小の物が22インチなので、それと比べるとVRTは若干大きめになりますが、スノーシューとしては比較的小さめの物と言えるでしょう。

また、ライトニングより大きい分、浮力があるとも言えます。

 

そして重量なんですが、材質に多少違いはありますが、大きい分VRTの方がg数で340g重たいです。

 

こうして比較してみると、価格の割に大差ないんじゃ無いか?と思ってしまいますが、ライトニングの特徴として、デッキを囲むフレームに鋸歯がある事で、全方向にグリップがききます。

これが人気の理由の1つで、実際にVRTを使った時には、真っ直ぐ登る時にはしっかりクランポン(爪)が雪面に噛んで滑らないのですが、斜面を横断する様な時には横滑りしてなかなか進めない事がありました。

プラ素材のフレームは比較的滑り辛いと聞いていたのですが、ガリガリの斜面や急な場所ではどうしても横滑りしてしまいます。

 

ライトニングはこの横滑りにグリップが利くという事なのでしょう。

この辺に関しては実際に使ってみないと、わかりませんのでなんとも言えませんが、来季機会があればレンタルで試してみたいなと思っています。

 

 【実際に使用してみた感想】

今季実際に登った山は、塩谷丸山,恵庭岳,銭函天狗山の三山です。

所々で急登があり、滑って登れない箇所や、深い雪でズブズブになる事はありましたが、急登ではジグザグに登ったり、深雪のカ所も全く歩けなくなる程ではありませんでしたので、なんとか乗り切れました。

 

積雪状況や雪質などにもよるとは思いますが、ルートミスで苦戦した恵庭岳の1回目を除けば、フレックスVRT24を装備する事で、全く問題なくクリアする事が出来きたのではないかと思います。

 

また、スノーシューが必要無いポイントでは脱いで歩き、必要に応じて再度装着する。

こういったシーンでは、脱着のし易いVRTの利点が最大限に活かされたと思います。

 

そして、なんといってもフカフカの雪の上を歩くスノーシューの楽しさ、雪山でしか見る事の出来ない最高の景色を堪能させてくれた事。

まだ短い付き合いですが、良い相棒を手に入れたな。という想いです。

恵庭岳で結構無茶したんで、既に結構傷だらけですけどねw

 

 

ホントはもう少し詳細を掘り下げてやってくつもりだったのだけど、旬の時期が過ぎてしまった事と、これに時間かけて他の事が書けてないので、そろそろケリをつけなければと思い、簡単に他メーカーの物と比較しながらレビューさせてもらいました。

 

冬山に興味がある方や、買い替え検討中の方に少しでも参考になったら嬉しいです。

 

ブログの更新を最近怠りがちですけど、ネタはあるので貯まる一方です。

とりあえず近々ご報告したい事もあるので、そちらも楽しみにしていて下さい!

 

今日はここまでにしたいと思います!

お疲れ様でした!